2022年Stellaコンサートを終えて④～第3部編
みなさんこんにちは💐
長谷川です🌟
連続で書かせて頂いております、
発表会レポートの第4弾💡
今回は第3部の「講師によるミニコンサート」です🎹
会場であるムラマツリサイタルホールは
プロ奏者による演奏会も行われている、素晴らしいホールなので
ぜひ我々も演奏したい❗✨
ということで、
オンライン会議にて悩みながらプログラムを決めました(笑)
出揃った曲は、重めの大曲が多く
これはかなりしっかりと準備しなければ！と
皆で頑張り、この日を迎えました。
有難いことにこの第3部は、生徒さんや親御様から大好評でした😌
遅いお時間まで、本当にありがとうございました💕
日頃のレッスンでは、先生の本気の演奏を聴くことはあまりないと思うので
先生も頑張っている姿を見て頂けることは
私達にとっても大変嬉しかったです😆
生徒さんのお母様が、とても素敵なお写真をくださいました🙇♀️
一つずつ振り返りたいと思います🎼
※今までの発表会レポート
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第1部ソロステージ編はこちらをクリック
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①歌の翼に(メンデルスゾーン)
フルート 田村英里先生
ヴァイオリン 山本真彩先生
ピアノ 松島理沙先生
3種類の楽器によるアンサンブルです🎻
普段ピアノの音を主に聴いてらっしゃる生徒さんや親御様にとって、
フルートとヴァイオリンの美しい音色にビックリされたのではないでしょうか？
テレビや動画で聴かれることはあるかもしれませんが
生の音は全然違います❗
どちらも高音域を担当する楽器ですが
フルートは息を使って奏する楽器で
ヴァイオリンは弦を弓でこすって奏でる楽器です💡
なめらかで力強い音色のヴァイオリンに対して
可憐で繊細な音色のフルート✨
そしてその下で流動的に奏でるピアノ🎹
第2部のアンサンブルレッスン時に皆さんに伝えたと思うのですが、
アンサンブルとは
「お互いの息を合わせること」
「自分役割を認識すること」
が最も大切です🤔
自分がメロディーの時は朗々と、
影にまわるときは控えめに、
3人の素敵な美しいハーモニーでした💕
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②カルメン幻想曲(ボルヌ)
フルート 田村英里先生
ピアノ 長谷川知里先生
「カルメン」とは、ビゼーが作曲した、スペインを舞台にしたオペラ。
「オペラ」とは、歌とオーケストラと美術や文学などが一体となった
西洋の音楽劇のことです🎼
カルメンはご覧になったことが無くても
「これなんか聴いたことある💡」
という曲で溢れてます🎵
先ほどのフルートの可憐な音色とは打って変わって
深くて力強い音色も登場します💫
1曲目でも申しましたが、フルートは息を使う楽器💨
命がけのように息継ぎをされますが(笑)
田村先生は大変息が長く
ながーいフレーズを美しく奏でることが出来ます😌
ふんわりと柔らかい音のイメージが強いですが
プロ奏者ならではの
大迫力の音量と
細かい音を高速で奏する、超絶技巧が盛り込まれていて
お客様を圧倒してました✨
初めて聴いた！という生徒さんも沢山いらっしゃって
皆さんとても嬉しそうでした😆
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③あなたの声に私の心が開く(サン＝サーンス)
メゾソプラノ：伊豆田佑香先生
ピアノ： 長谷川知里先生
伊豆田先生は、実はこの発表会でアナウンスをしてくださっていました💡
声楽家は声を扱うプロなので、アナウンスはお手の物です👍
伊豆田先生の声域は「メゾソプラノ」といって
「ソプラノ」と「アルト」の中間に位置する
中音域を得意とする歌い手さんです🎼
この曲は、フランスのオペラ「サムソンとデリラ」からの一曲。
元はオーケストラで演奏されている伴奏ですが
通常の演奏会では、ピアノで伴奏します🎹
大人数で演奏しているオーケストラを、
ピアノ1台一人で演奏することは簡単ではありません。
(この曲は特に…)
それぞれの箇所のオーケストラの音をイメージして
それに音色を近づけるように曲を仕上げます✋(ピアニスト目線)
なので、必ずしも楽譜通りに弾くわけではありません。
本物の音に近づけられるように、
場面によっては、
楽譜の音を足したり、増やしたりするのです💡
私個人的にこの曲が大好きで
そして伊豆田先生が深く抒情的に歌い上げてくださるので
気持ちを込めまくって気持ちよく演奏いたしました🎵
プロの声楽を初めて聴いたという生徒さん多数で、
「歌の人がすごかった」という感想を沢山頂きました💕
日頃聴く機会なんてないオペラ曲を生で聴くことができて
皆さん本当に良かったですね😃
良い経験だったと思います✨
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④チャルダッシュ(モンティ)
ヴァイオリン：山本真彩先生
ピアノ： 松島理沙先生
本日、第2部で生徒さんとセッションをしてくださった山本先生です🎼
なんと本日演奏された曲は、19名の生徒さんと18曲💡
大量で出ずっぱりで、本当に大変だったと思います💦
生徒さんは2回のヴァイオリン合わせレッスンを行いました。
小さな生徒さんにも親身に寄り添って、
長時間に渡って何回も演奏してくださった山本先生🥲
それぞれの生徒さんに合わせた課題を提案してくださいました💡
普段レッスンしている私たちが
他の箇所に気を取られて
ついつい見て見ぬふりしてしまっていたことも…
山本先生が指摘してくださったお陰で
妥協せずに向き合うことができました✨
違う角度から多くのことを教えてくださった先生には
感謝しかありません🥲
そんな山本先生の本気の演奏💨✨
いつもの優しい山本先生とは違った
大迫力のカッコ良い姿は圧巻でした💕
緩急があり、合わせることは高度な曲ですが、
松島先生との息の合ったアンサンブルはさすがです✨
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⑤ピアノ連弾
アルプスの少女ブレネリ(関百合子)
プリモ： 松島理沙先生
セコンド：長谷川知里先生
ハウルの動く城メドレー(木村弓・久石譲)
プリモ： 長谷川知里先生
セコンド：松島理沙先生
ピアノ講師同士のアンサンブルです🎹
実は我々は同じ門下の先輩後輩関係なのですが
連弾をしたのは今回が初めて💡
連弾を行う際に、まず大切なのは役割分担です。
どちらがプリモ(高音部担当)かセコンド(低音部担当)かで
曲の雰囲気が大きく変わります🎼
その違いも感じて頂きたく
曲の途中でパートを交代することにしました👍
合わせ練習では
お互いのタイミングなどを把握することは勿論、
強弱やニュアンス等を細かく確認して方向性を定めます💫
どこを出してどこを抑えるか。
とにかくバランスを細かく整えることで
まるで一人で演奏しているかのような一体感が生まれます。
「アルプスの少女ブレネリ」は、「アルプス一万尺」「おおブレネリ」「メリーさんの羊」「ヨーデル」があちらこちらに登場し、見事に調和された楽曲です🎼
どこで何の曲が聴こえるか、楽しみにお聴きください😆
「ハウルの動く城メドレー」は、ジブリを愛する松島先生のチョイスです💕
抒情的で美しいメロディーの「世界の約束」と
センチメンタルかつ力強いワルツの「人生のメリーゴーランド」が登場します。
演奏していてとても楽しい曲でした😃
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アルプスの少女ブレネリの動画はこちらをクリック
ハウルの動く城メドレーの動画はこちらをクリック
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⑥秋のメドレー
フルート： 田村英里先生
ヴァイオリン： 山本真彩先生
メゾソプラノ： 伊豆田佑香先生
ピアノ(プリモ)： 松島理沙先生
ピアノ(セコンド)：長谷川知里先生
ミニコンサートのラストの曲です✨
最後は皆で演奏したいね、ということで、
日本の歌を選びました🍁
この「秋のメドレー」は元々は合唱曲の楽譜でしたので
フルート、ヴァイオリン、ピアノ連弾用に
私が編曲しました💨
ここでしか聴けませんよ❗(ドヤ)
(人生最大の大曲)
メドレーなので、
それぞれの曲で各楽器が目立てる場面が来るように
パズルのように組み合わせて
何度も音を聴いて手直しして、、
ここだけの話
合計10時間以上は余裕で所要しました🤫
私は作曲は苦手ですが、
編曲(アレンジ)は結構好きなのです✨
作曲や編曲の喜びは
苦労して生み出した作品を、実際に奏者に演奏してくださったとき。
皆さんお上手で音色が素晴らしくて、当日合わせた時に感動しました🥲
とてもバランスの良い作品に仕上がったと思います😆(自画自賛)
感動して涙してくださるお客様もいらっしゃいました💕
やはり日本の曲は、ぐっと心に響いていいですね🍁
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以上で全曲紹介しました❗
先生たちも頑張ってるんだーと感じて頂けたのなら
我々講師一同は幸いです😌
子供たちに「頑張れ！」というのなら
まず大人がその背中を見せること。
指導する立場として
言葉に説得力を生むために心がけていることです。
「この人に言われたらしょうがないなー」と思って欲しいです😂
例えば、ソファでポテチ食べている大人に
「勉強しなさい！」と言われても
「いやまず自分がやれば？」
と思われてしましますからね💦
子供は大人を見て育ちます😌
自らを律し、
謙虚に学びながら
講師一同、これからも一生懸命に指導させて頂きたく思います🎵
というわけで、4回にわたる発表会レポートは終了したしました✋
私の多忙につき、筆が遅かったことをお許しください💦
頻度は低いですが
頑張って書いていきますので
またお時間があります時にお付き合いくださいませ😆
お読み頂きありがとうございます✨
